【Linux】 わかりやすいaliasの使い方(初心者向け)
おはようございます。
Linuxを使う機会がある方には必須級の情報。
環境:CentOS8、Ubuntu20.04
基本的にどの環境でもできるはず。
alias(エアリアス)とは、
ターミナル上で使うlinuxコマンドに
別名(あだ名)をつけることです。
分かりにくいので例を挙げると、
aliasでpをpwd
(現在位置を教えてくれるLinuxコマンド)と
設定すると、pと入力するだけで
pwdコマンドと認識し、
現在位置を知ることが出来るというように
便利になります。
この便利な機能の使い方を
覚えていきましょう。
以下に方法を記載します。
躓いたら、更に下の注意をご覧ください。
①任意のテキストエディタで ~/.bashrc を編集します。
テキストエディタについて、私は普段「emacs」を使っていますが、別途インストールが必要なはずなので、今回は基本的にデフォルトで存在する「vi」を用います。
ターミナル上でvi ~/.bashrc と入力し、編集しましょう。
適当なところ
(わからないなら1番下で良いかな?)に
使いたいalias (変数)=(Linuxコマンド)を
書き込みます。
例:alias l=’ls –l’
私はlsと打つのがだるいので、
aliasを用いることで、
lの一文字にすることで楽をしています。
②bashrcを適用します。
ターミナル上でsource ~/.bashrcと入力します。
※注意
・viの使い方について、最低限の情報を別途記事に記載しているため、そちらを参照してください。
・環境によっては色々書かれているファイルかもしれません。
しかし、行頭に”#”がある行はコメント文と言い、処理で意味を持たないため、無視して良いです。
・alias設定時に、イコールの前後にスペースは入れてはいけません。
私はls以外にも、rmにiオプションを設定(rm -i)して、ファイル削除時に確認してもらうようにしています。
ぜひ使ってみてくださいね。
では。